生命保険ニュース&トピックス 2007年

アリコに排除命令 がん保険で不当表示 公取委 

〔2007年10月20日 日本経済新聞より〕

がん保険の販売を巡り、早期がんと診断されただけで一時金を受け取れるかのような広告表示をしたのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は19日、外資系生命保険大手のアリコジャパン(東京都千代田区)に排除命令を出した。


 公取委が問題にしたのは、同社が昨年12月から今年1月ごろまで新聞に掲載した「元気によくばり保険」の広告と、広告を見て資料請求した消費者に配布した同保険のパンフレット。

 同社は広告やパンフに「ガン(悪性新生物)一括300万円 ガン診断一時金250万円+生活習慣病一時金50万円(上皮内新生物の場合は一括60万円)」などと記載。早期がんの一種である「上皮内新生物」と診断されただけで一時金60万円を受け取れるかのように表示していた。

 しかし、上皮内新生物については診断に加え、入院して手術をしないと受け取れない仕組みだった。このことを同社は新聞広告には記載せず、パンフの欄外に小さく表示していただけだった。


2007年10月22日 17:44