生命保険の基礎知識(1)

共済とは

都民共済、県民共済、JA共済など、目にしたことがあると思います。共済とはどういうものなのでしょうか?

 共済とは、組合員などが掛金を出し合い、病気やケガの保障に備える仕組みのことです。共済の場合、保険料のことを掛金、保険金のことを共済金などと呼びますが、仕組みはほぼ生命保険、損害保険と同じです。

 共済が生命保険・損害保険などと異なる点は、生命保険や損害保険が保険業法に基づく営利事業、共済は会員や組合員の福利厚生を目的とする非営利事業である点です。また、監督官庁も各共済により異なります。

■共済の監督官庁
・生命保険/損害保険 ・・・ 金融庁
・コープ共済(生協) ・・・ 厚生労働省
・JA共済(農協) ・・・ 農林水産省
・中小企業協同組合 ・・・ 経済産業省


 なお、監督官庁の定まっていない「無認可共済」があります。加入者が1000人超ある無認可共済は、2008年4月までに保険会社かミニ保険会社(登録制)に移行しなければなりません。


 コープ共済やJA共済などは、加入金を支払うことで組合員になることができます。共済は、特に掛金が安いわけではありませんが、割戻し金が支払われる場合があります。また、例えばJA共済などでは、最近問題になっている保険金の不払い問題は起こりづらい仕組みになっています。不払いなどをおこすと組合からの信用をなくし、農協の運営が成り立たなく恐れがあるからです。



2007年02月12日 21:10