生命保険ニュース&トピックス 2006年

変額年金 9割「元本保証」

〔2006年6月30日 日本経済新聞より〕
銀行の窓口販売を通じて急拡大している変額年金保険市場で、保険料が運用終了後に確保される「元本保証型」の割合が9割に達した。

銀行の顧客は元本割れリスクに慣れていないため、元本保証型の変額年金は銀行にとって「売りやすい」商品になっている。元本保証型変額年金について銀行は「損はしないうえ、運用がうまくいけば高利回りも狙える」と説明している。しかし、同年金は毎年差し引かれる「保険関係費用」が高く設定されている例が多いうえ「投資対象は株式ではなく公社債中心にならざるをえず、契約者にとって元本を上回るのは至難の業」との指摘もある。

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 変額保険は払い込んだ保険料分の保険が機能が付いた投資信託です。投資信託で収益を抑えるのがコストです。下記の比較表ですが、投資信託のコストについては全体の平均コストのようです。公社債ファンドやインデックスファンドの場合、もう少しコストは抑えられています。

 コストが純資産の2%かかっているとしたら、2%の収益を上げるには4%の運用益をあげなければなりません。しかも、安全性を考慮すると公社債中心になるということは、高収益をあげるのはきわめて困難です。それを”運用がうまくいけば高利回りも狙える”と言って勧めるのは問題があると思います。

 この低金利で高利回りを狙うにはリスク商品を組入れなければ、難しいと思います。変額保険を検討する場合、投資信託も併せて検討されることをおすすめします。


表:変額年金と投資信託のコスト比較〔2006年7月2日 日本経済新聞〕

-変額年金投資信託
購入時・初期費用:一時払い保険料の0-5%程度・販売手数料:購入額の0-3%程度
運用中・保険関係費用:残高の1.5-2.5%程度

・運用関係費用残高の0.3-1.5%程度
・信託報酬:残高の1.5%前後
受取時・年金管理費用:年金受取額の1%程度・信託財産留保額:残高の0-1.5%程度




2006年07月04日 09:47