生命保険会社の破綻

生命保険会社の安全性(破綻はあるのか)

 過去、生命保険の健全性の指標のソルベンシーマージン比率が安全といわれる200%を超えていたにもかかわらず生命保険会社の破綻が相次ぎました。


 生命保険へ選択には、生命保険会社の安全性も重要です。

 政府は、もう破綻はないと宣言しています。政府の立場からすると、金融システムの安定のため宣言せざるをえないでしょう。しかも、セイホは、国債の大口の買い手です。国債の消化が絶対に必要とされる政府は、破綻させないように最大限努力するでしょう。努力というのは合併になると考えられます。

 合併がうまくいけばよいのですが、国内最大手の日本生命ですら救済合併は困難で、また加入者からすると許されないことです。


 外資の保険会社や投資会社に売却という最後の望みが絶たれると万事休止です。山一證券も外資との提携の話が破談になり破綻しました。破綻すると、貯蓄性が高い商品ほど受取額が削減され最大8割ほど削減されました。

 ソルベンシー・マージンも過去の反省から改善されたようですが、信用不安の面から正しい数値を公表するとは思えません。我々の防衛とすれば、日頃から格付け(ムーディーズスタンダード&プアーズが有名です)や新聞などで動向をチェックすることが重要です。

  現在(2006年)、ある程度統合も一巡し、好景気も手伝って生命保険の危機は薄らいだようです。しかし、一部の保険商品の特性が失われつつあること、少子化・高齢化時代の到来、外資の日本進出など、国内生保の厳しい状況は続くでしょう。

2006年06月25日 09:52